
フルートは、小学4年生くらいから始められます。
それより幼いお子さまは、手がまだ小さかったり、筋肉や肺活量が少なかったりすることから、難しい場合もあるかもしれません。
そこさえ問題なければ、もしフルートを構えたときに手が届かなくても、管がU字型に曲がったフルートもあるので、演奏は可能です。
フルートを習いたいお子さまがいる場合、まずはお近くの先生に相談して、実際にフルートを構えてみて判断してもらうのが一番です。
ちなみにU字型フルートはこのような形です。

フルートはヴァイオリンのようなお子さま向けの一回り小さな楽器がありません。
お子さま向けはこのU字型のみで、身長120cmくらいなら手が届くと言われています。
フルートは通常3本の管を組み立てて使うので、U字管を取り替えれば通常のフルートになり、成長後もそのまま使い続けることが可能です。
ただこのU字管でも、身体の大きさや、肺活量、重さ(フルートは約500g)の点で難しいことがあります。
その場合、プラスチックフルートを選んでみてもいいかもしれません。
メリットはU字型のフルートよりさらに小さく、軽く、丈夫なこと。
デメリットはピッチが多少不安定なのと、やはり音色の美しさはフルートとはかけ離れていることです。
しかし、どうしてもフルートを吹きたい小さなお子さまには、個人的にはおすすめです。
ただプラスチックとはいえ、リコーダーのように最初から簡単に音が出る訳ではないので、初めからきちんと習うことも併せておすすめします。
ここでプラスチックフルートをいくつかご紹介します。
〈YAMAHAのファイフ〉

〈トヤマ楽器のファイフ〉

〈NUVOのトゥート〉
以前、私の教室では小学3年生の女の子が、小柄でフルートを構えられなかったため、こちらのトゥートを使ってレッスンをしていたこともありました。
その子は小学5年生でフルートを購入しました。

〈NUVOのJフルート〉
トゥートよりもキィの構造が複雑で、フルートに近い印象です。
NUVOはこの他にもさまざまなカラーラインナップや、形の異なるプラスチックフルートもあるので、気になる方は公式ホームページをご覧ください。

以上、気になるフルートはありましたか?
ここで紹介したプラスチックフルートは、楽天ROOMにまとめました。
これなら幼いお子さまでも楽しみやすいので、ぜひ検討してみてくださいね。